(日本語) 青木涼子(能声楽家)
(日本語)
世界の主要な現代音楽の作曲家と共に、能の声楽である「謡」を素材にした新しい楽曲を発表している。これまでにペーテル・エトヴェシュ、細川俊夫など50人を超える作曲家が楽曲を提供しており、国内外でオーケストラとの共演、オペラ出演を行っている。テアトロ・レアル王立劇場にてオペラ出演。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、ミュンヘン室内管弦楽団などのトップオーケストラと共演。パリの秋芸術祭、ムジークフェストベルリン、バルトーク・フェスティバルなどの音楽祭への参加や、コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、フィルハーモニー・ド・パリ、ケルン・フィルハーモニーなどの主要なホールに出演するなど、世界的な活躍をしている。東京藝術大学音楽研究科修士課程修了(能楽観世流シテ方専攻)。ロンドン大学博士課程修了。平成27年度文化庁文化交流使。第11回「創造する伝統賞」(日本文化藝術財団)受賞。