(日本語) 明治8年(1875)の建立から140年以上が経過し、大規模な保存修理工事が行われている嚴島神社の大鳥居。国の重要文化財に指定されている木造の鳥居としては,高さ・大きさ共に日本一のスケールを持ち、神の島~宮島の文化的景観の象徴として時代を超えて人々の崇敬を集めてきました。
この「令和の大修理」を宮島が継承してきた信仰・歴史・文化を振り返る機会とし、大鳥居の歴史、大鳥居に込められた祈りの心、海上建造物としての技術など、大鳥居に潜む歴史とロマンに触れる特別展を、嚴島神社と廿日市市宮島歴史民俗資料館で開催します。
●嚴島神社
特別公開「大鳥居の扁額」
2020年10月20日(火)~12月13日(日)
(主催)文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、せとうちパレット日本博実行委員会、廿日市市
(特別協力)嚴島神社
嚴島神社 特別公開「大鳥居の扁額」
2020年10月20日(火)~12月13日(日)
嚴島神社の大鳥居は、高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り約10m、総重量は約60tのスケールを誇り、明治8年(1875)に再建で、平安時代末期から数えて8代目にあたると考えられています。
大鳥居に掲げられた「扁額(へんがく)」は、沖側に嚴嶋神社、社殿側に伊都岐島神社(いつきしまじんじゃ)と記されており、有栖川宮熾仁親王の御染筆です。
大鳥居の保存修理工事の期間に、この「扁額」を嚴島神社の御本社祓殿で特別公開します。
拝観時間 6:30~17:30(~11/30) 6:30~17:00(12/1~)
昇殿料 大人300円 高校生200円 小・中学生100円
※嚴島神社 http://www.itsukushimajinja.jp/index.html
●廿日市市宮島歴史民俗資料館
企画展「宮島の大鳥居~令和の保存修理~」
2020年10月6日(火)~12月13日(日)
(主催)廿日市市宮島歴史民俗資料館
(連携協力)県立広島大学宮島学センター
廿日市市宮島歴史民俗資料館 企画展「宮島の大鳥居~令和の保存修理~」
2020年10月6日(火)~12月13日(日)
現在の大鳥居が建立時から今日に至るまでどのようにして守られてきたのか、先人たちが守り受け継いできたその軌跡を、保存修理工事に関する資料、8代目と言われる現在の大鳥居と、それまでの大鳥居の歴史資料などの展示で紹介します。
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30)
休館日 月曜日(祝日・振り替え休日の場合は翌日)
入館料 一般300円 高校生170円 小・中学生以下無料 65歳以上150円(年齢のわかるもの(免許証等)を掲示してください。
※廿日市市宮島歴史民俗資料館
http://members.fch.ne.jp/miyajima-rekimin/index.html
(同時開催)
●紅葉谷公園ライトアップ
2020年10月24日(土)~11月23日(月・祝)
(主催) 文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、せとうちパレット日本博実行委員会、廿日市市
紅葉谷公園ライトアップ
2020年10月24日(土)~11月23日(月・祝)
宮島一の紅葉の名所として知られる紅葉谷公園で、秋の紅葉にあわせ特別ライトアップを開催。嚴島神社のライトアップとともに、文化と自然、光の競演をお楽しみ下さい。
※紅葉谷公園(宮島観光協会HP)
https://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_momiji.html